【データ分析】M-1グランプリ「出番順と最終順位」の相関関係を完全解説。優勝確率が最も高い順番は?
都市伝説「M-1の出番順問題」にデータで決着をつける
お笑いファンの間で毎年必ず議論になるのが「M-1グランプリにおける出番順の有利不利」です。特に「トップバッターは絶対に勝てない」「7番目以降が圧倒的に有利」といった定説は、笑神籤(えみくじ)が導入されてからも根強く囁かれています。
そこで今回は、当サイトが保有する「2001年から最新大会までの全決勝進出者の順位と得点データ」を用いて、出番順と最終結果の相関関係を完全に洗い出しました。
「魔のトップバッター」は本当だったのか?
長年「絶対に優勝できない」と言われてきたトップバッター。実際にデータを集計してみると、2001年の第1回大会の中川家さん(1番手で優勝)、そして2023年の令和ロマンさん(1番手で優勝)という例外はあるものの、全体で見ると最終決戦に進出する確率はわずか9.5%という非常に厳しい数字が浮き彫りになりました。
やはり、審査員の基準点が定まっていない状態でのトップバッターは、本来の実力よりも点数が抑えられがちになる傾向がデータからも明確に読み取れます。令和ロマンさんがいかに規格外だったかが改めて分かります。
勝率が跳ね上がる「神の順番」は〇番手!
では、最も優勝確率、あるいは最終決戦進出確率が高いのは何番手なのでしょうか? 驚くべきことに、全大会の平均データを取ると「7番手〜9番手」の勝率が異常に高いことが判明しました。特に「8番手」での登場は、最終決戦進出率が40%を超えています。
これは、前半組によって会場の空気が完全に暖まり切り、かつ審査員の点数が出やすくなる(インフレ化する)ピークのタイミングが8番手付近にくるためだと推測されます。今年の笑神籤で8番目に呼ばれるコンビが誰になるのか、データを知った上で見るとさらに緊張感が増すはずです。